ラ・マカレナ市は、コロンビアの東部平原、メタ県に位置する。世界で最も美しい川」カーニョ・クリスタレスへの出発点として有名なこの町には、その他にも観光スポットがある。
自然保護区シエラ・ラ・マカレナ自然公園（Parque Nacional Natural Sierra La Macarena）の一部であるこの町には、アンデス、オリノコ、アマゾンとそれぞれの生態系が融合しているため、観光客にとって価値のある隠れたスポットがたくさんある。
ラ・マカレナへは、ボゴタ、ビジャビセンシオ、カリ、メデジンから空路で行くことができる。 ビジャビセンシオから陸路で行くことも可能だが、約17時間の長旅となる。
グアヤベロ川のほとり、平均気温24℃のこの町は、武力紛争のために観光が禁じられていた世界への入り口であり、今ではまるで生まれ変わったかのようにその扉を開いている。その一環として、今日、この町の住民は観光ガイドとしての訓練を受け、そのコミュニティ活動は観光客をサポートするだけでなく、環境保護にも役立っている。
ラ・マカレナでの見どころ
まずはラ・エスペランサ地区にあるラ・マカレナ植物園。72ヘクタールの敷地にアマゾンの生態系が広がっている。動植物の保護と保全、研究と環境教育を目的としたこの場所は、生息する種の多さからバードウォッチングに最適だ。 夏には、専門ガイドの案内で、この地域を知り、探検する観光サービスもある。
ラ・マドレビエハ・デル・カルメンは、アマゾンの森を牧畜に適した地域に変えた後、90ヘクタールの生物多様性を再確立することを目的とした私設保護区である。この保護区では、原生林やジャングルをハイキングしたり、バード・ウォッチングをしたり、さまざまな動植物を観察することができる。
グアヤベロ川は、ラ・マカレナの町の近くにある自然の名所を結ぶ主要道路である。グアヤベロ川という名前は、この土地に住んでいた先住民族にちなんで付けられた。1時間ほど歩くと、ラウドル・デ・アンゴストゥラス（Raudal de Angosturas）に到着します。ここは、古代の滑らかな岩の間に形成された海峡で、ティニグア国立自然公園の最初の住民の物語を物語るペトログラフ（ペトログラフ）が刻まれています。
そこでは常に専門ガイドと一緒に、ジャングルの生態系、森林、水鏡に囲まれたサバンナの風景、モリチャレスと呼ばれる高さ30メートルにもなるヤシの木（東部平原の典型的なもの）、数多くの小川や小川を通る、平坦な地形のいくつかのトレイルを歩くことができる。これらのコースはバードウォッチングに最適だ。
この小道のひとつは、ラ・シウダ・デ・ピエドラ（La Ciudad de Piedra）に通じている。ラ・シウダ・デ・ピエドラには、水の力によって形成された半球最古の岩石群があり、10億年以上前のものと推定されるガイアナ・シールド（Guyanese Shield）に属している。
驚くべき発見
非常に精密な形をしており、一種の迷路のように配置されているこの観光地は、ビチャダ県、グアビアレ県、グアイニア県、カケタ県で見られるものと似ている。そこでは、ティニグアス族とグアヤベロス族のインディオが洞窟壁画を描き、周囲の自然を眺めながら観察することができる。
ラグーナ・デル・シレンシオは野生動物保護区で、地元の動物を観察することができます。その水はシエラ・デ・ラ・マカレナから流れており、自然や風景と触れ合うのに理想的な場所です。 白サギの群れに彩られ、自然の音に包まれながら、他では味わえない体験ができる。
グアヤベロ川ではスポーツフィッシングも楽しめる。特に1月から3月にかけては、パヤラ、ナマズ、イエローが多く生息する区間で見つけることができる。
ラ・マカレナの美食は、ローストした肉やマモーナ、調理した鶏肉や魚料理である。パネラと一緒に調理されたプランタンや揚げパン、米パンは、通常レモネードが添えられた料理を本物の珍味にしている。
ラ・マカレナは自然の恵まれた場所であり、夕日はオレンジ、赤、スミレの鮮やかな色彩で訪れる人を驚かせ、それは知られ保護されるべき処女地を物語っている。
