コロンビアの気候の特徴は、外国人にとっては馴染みのない年間を通して均一な気候です。これは、国が赤道地帯に位置しており、日の出日の入り時刻が変化しないためであり、世界のほとんどの国で見られるような季節がありません。乾季(12月から1月、7月から8月)と雨季(4月から5月、10月から11月)があるのみです。

しかし、コロンビア全土が同じ気候であるわけではありません。実際、地形の多様性により、コロンビアでは多種多様な景観、生物多様性、熱床が見られます。

  • 熱帯気候:ザトウクジラが見られる太平洋地域、ダイビングに最適なビーチがあるサン・アンドレス、有名なバランキージャのカーニバルが祝われ、タイロナ国立自然公園があるカリブ海沿岸など気温が24°Cを超える地です。 

  • 温帯気候:花祭りが開催されるメデジンや、有名なフェリア・デ・カリの本拠地であるカリなど、気温が17°Cから24°Cの地域です。

  • 寒帯気候:気温が12°C〜17°Cの地域です。歴史と現代性が融合し、有名な黄金博物館のあるボゴタが一例です。 

  • 乾燥帯気候:オジロジカ、コンドル、アンデスベアなどの種が生息するチンガサ国立公園など、気温が6〜12°Cの地域です。 

  • 氷雪気候:トレッキングができるシエラネバダ・デ・サンタ・マルタなど、気温が6°C未満の地域です。

  • 熱帯雨林気候:アマゾンのように、高温多湿で、気温が27°Cを超える地域です。緑豊かな自然を楽しむことができます。

  • ステップ気候:高温で降水量が非常に少なく、植物がほとんど育たないのが特徴です。たとえば、ラ・グアヒラなどです。農園を訪れてワユの文化について学ぶことができます。